
シバザクラも簡単に根付くときもあれば、残念なことにそうでも無いときもあります。
少しでも強い品種を生み出せないか?
そんな思いから、弊社ではいろいろな取り組みを行ってきました。
地球上の植物のほとんどは、根に共生菌を持っていると言われています。
これを菌根菌と言います。 → 菌根菌 (ウィキペディアが開きます)
では、シバザクラはどうなのでしょう?
ちょっと、シバザクラのディープな世界へご案内致します。 (^_-)-☆
以下、簡単にシバザクラの共生菌の調べ方を簡単に説明します。 |
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@シバザクラの根を少量採取する。 |
A土を落としよく洗います。その後、加熱して薬品により脱色します。 |
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B特殊な染色液に漬けて、根を染めます。 |
C根を1本1本丁寧に取り出し、プレパラートを作成します。 |
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根の顕微鏡写真です。小さいブツブツがアーバスキュラー菌根です。 |
もう少し拡大したものです。小さいブツブツがそうです。 |
この小さいブツブツが のう状態(Vesicle) や 樹枝状態(Arbuscule) といいます。 これが アーバスキュラー菌根の特徴 です。 つまり、このシバザクラの根は、アーバスキュラー菌根菌と共生関係にあると言えます。 では、すべてのシバザクラが、この状態にあるのでしょうか? 次の写真を見て下さい! |
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こちらもシバザクラの根です。 根の中には何も見えません。 つまり、このシバザクラは(理由は解りませんが)菌根との共生関係が弱いということになります。 このような根の状態ですと、夏場の乾燥時期などに 菌根から頂く水の供給が無いために、水不足におちいり枯れやすいと言えます。 ![]() |
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※ 『紅音』は商品名です。インターネット上で芝桜ファンに対して募集を行い、その中から選ばせて頂きました。 芝桜は世の中の芝桜ファン!の宝物と考えています。 |
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